







「食」を通じて、人の役に立ち、笑顔にする仕事がしたい。そんな志を抱いていた就職活動中、私が銀座コージーコーナーに興味を持ったのは、スイーツが日常はもちろん、特別な日の喜びを引き立てる商材だと感じたから。洋菓子の企画・開発から製造・販売までを一貫して行う会社なら、お客様によりダイレクトに喜びを届けられると考え、入社を決意しました。現在、私が所属する販売促進課では、大きく分けて3つの業務を担当しています。一つ目は、EC(インターネットを通じた販売など)に関する業務です。オンラインショップの運営・管理を中心に、通信販売限定商品の企画やプロモーションを手がけています。二つ目が、店舗のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進業務。お客様の利便性向上や業務の効率化のため、例えば、支払いのキャッシュレス化や、売上データ等の管理・分析が可能なPOSレジシステムといった、店舗のデジタル活用を推進しています。そして三つ目が、店舗運営のサポート業務です。新店舗の出店準備や店舗の備品・制服の管理など、店舗運営全般を後方から支援しています。






そうした多岐にわたる業務の中で、私が今、特に注力しているのが、EC事業です。コロナ禍をきっかけに、自宅の滞在時間が増え、それに比例し、スイーツの需要も高まっています。こうした状況を背景に、私が中心となって企画したのが、「マドレーヌメール便」です。これはその名の通り、マドレーヌの詰め合わせがメール便で届くというもの。自宅のポストに投函されるので、より手軽にマドレーヌをお楽しみいただけます。企画の過程では、お客様視点で考え抜きました。受け取りやすい仕組みをさまざま検討したり、プチギフトとしてもご利用いただけるようパッケージを可愛くしたり。今回、課のメンバーと一緒に取り組んだ企画が実際に世に出たことに、すごくやりがいを感じました。こうした仕事は自分にとって初めての経験でしたし、今後も新しいアイデアをどんどん企画していきたいですね。






銀座コージーコーナーは、関東ではよく知られた会社かもしれません。しかし、店舗の少ない関東以外のエリアではまだまだ知名度が低いと思います。だからこそ、日本全国のお客様をターゲットにアピールできる、EC事業が重要。例えば、現在、オンラインショップで販売している「プチガトーコレクション」。これは、もともとお客様から人気の高かった店舗商品を、通信販売でも販売可能な冷凍の規格にリニューアルしたもの。これにより、お近くに店舗がないお客様にも人気商品をお届けできるようになりました。EC事業担当として、お客様からのお声やレビューは必ずチェックしますし、商品の売れ行きや、今後の商品企画を左右する重要な指標だと考えています。銀座コージーコーナーは、店舗をメインに成長してきた会社。だから、EC事業にはまだまだ伸びしろがある。これから、オンラインショップのデザインや通信販売商品などをさらに充実させていき、日本中、より多くのお客様に銀座コージーコーナーを知っていただく。それが、私の目標です。






